2015
Mar
10
Con Air
コン・エアー 特別版 [DVD]

製造:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日:2006-01-25
0 (おすすめ度)

ストーリー

元ヤンの退役軍人が奥さんにちょっかい出したヤツやっつけたら死んじゃって服役、仮釈の時に乗った飛行機(コンエアーってゆうんだって)に悪い人たちいっぱい乗ってて・・・女性と病人の仲間をほって置けなくって闘います。警察?そーゆーのは当てにしない。おいらがやっつけるのさ。

レビュー

ニコラスの娘役のかわいらしさと、凶悪犯が殺してしまうんではないかと思わせる(実際は殺さない)女の子のぶさいくさ、という対比は人に何かを考えさせる。

ジェリー・ブラッカイマーの製作作品。13歳くらいの時に始めて友達と見に行く映画で、決して50代の夫婦が見に行って感動してしまう映画ではない。とおもう。


2015
Feb
10
仁義なき戦い
仁義なき戦い [DVD]

製造:東映ビデオ
発売日:2001-08-10
0 (おすすめ度)

ストーリー

戦後広島のヤクザ抗争。非情なヤクザ社会を浮き彫りにする。広島弁でまくしたてる。

レビュー

戦後日本が日本人が何処へ向かおうとしているのか、を問うている。

みんな若い。そしてめちゃくちゃかっこいい。梅宮さんのしぶさといったら。。。


2014
Dec
27
I Hate but Love
憎いあンちくしょう [DVD]

製造:日活
発売日:2003-07-17
2 (おすすめ度)

ストーリー

純愛とは何か。ストーカーとは何か。逃げる男と追う女。切なさと喜びと心強さと。

きゃーと。ルリルリがとってもきゅーと。おっきいパンツもキュート。へんてこな踊りもキュート。いまさらだけどルリルリに釘付け。

レビュー

日本発のロードムービーといわれてるらしいよ。昔の日本の街を堪能できるよ。テレビ塔などのランドマークもそうだけど、車がちっちゃかったり、道に松が植えてあってまだまだ未舗装路が多かったり。

石原裕次郎の若さがとっても鼻につくし、お世辞にも演技が上手いとは思えない。しかしながら、それを補って余りあるエナジーとナンというか勢いみたいな物に圧倒される。

なんだかんだいって、脚本がよいよ。一方で純愛を示し、それをあたかも本物にみせながら、傷つきがむしゃらに己の欲望を表にだし、あたかも哀れにさえみせつつも、いつしかそれこそが本物であることを荒々しくも繊細に表現していく。おすぎだかピー子だかが言っていたが、この作品でルリ子が完成されたのだそうだよ。


2011
Jul
11
DOUBT
ダウト ~あるカトリック学校で~ [DVD]

製造:ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
発売日:2009-08-19
4 (おすすめ度)

ストーリー

60年代ブロンクスの厳格なカトリックスクールに起こる”性的虐待”の疑い。何処まで本当か、信じるべきか疑うべきか?

レビュー

メリルの名演にホフマンが真っ向勝負ー安っぽい宣伝文句みたいだけど、ほんとに凄いよ。

戯曲『ダウト 疑いをめぐる寓話』を書いた本人が監督


2009
Aug
24
REDEMPTION クリップス [DVD]

ストーリー

パッケージがおもいっきりミスリードなんだけど、、、てっきり、戦争映画かアクション映画だと思った。よ。 だけどまぁ、ギャングさんだからね。怖いよ。。。ブルブルガクガク。。。

レビュー

司法制度をどう捉えるか、なんだよね。クリップスだとか、ギャングだとか、ノーベル賞だとかそんなことはまぁ副次的な事で、死刑制度がどうあるべきかとか、更生とは何か、とかそういう社会的なコンセンサスをどこに置き、何を善しとするのかを問うているわけだ。そもそものところでギャングを忌み嫌いながら、殺人犯には死を要求する事の是非はともかくとして、そういう想いは人間の持つ最もピュアな感情なのかもしれない。つまり、人はやっぱりちっぽけで小心者でだからこそ己の権利を主張するしやられたらやり返そうとする。そうした負の連鎖からは何も生まれない、とか言いながらも同時に被害者の権利とか想いとかを計りにかけてしまう。だからこそ、ダーティーハリーに活躍の場があるということだろうか。 もうひとつは、彼はあくまでサバイバーだったという視点はどうだろう。弱い者は生き残れない、そんな世界に生きて来た男がもはや死を待つのみという淵に立った時、なんとかして生き残る方法を必死に考えたのではなかろうか。結果としてそのサバイバルに勝ち残る事はできなかったものの、まさに全身全霊をもって、持てる力の全てを使って。もしかしたら、ノーベル賞だって獄中から強力にロビー活動してたかもしれない。ジャーナリストが協力してくれたのはあるけれど、たとえばPR会社とかと契約してたかもしれない。そもそも獄中で「もう俺は平和主義者だから」って事で安全に生きていられるほど甘くないよね、きっと。こういう男(優秀な)は、勝つためには何でもする。なぜなら負ける事は死に直結するから。死をリアルにイメージできるかどうかなんだと思う。結果は敗北だったけれど、果敢に闘った、最後の一日まで闘った、というような共感は彼には無意味だ。結果が出せなかった事にただただ、歯噛みしている事だろう。

「犯罪と命の尊さ」などの執筆で7度(4回はノーベル平和賞、3回はノーベル文学賞)もノーベル賞の候補になっているスタンリー“トゥッキー”・ウィリアムズは、2005年12月13日サンクエンティン刑務所で死刑執行された。アーノルド・シュワルツェネッガーカリフォルニア州知事は「自身の犯した殺人事件を依然として否認し、謝罪も行っていない」として恩赦すること無く刑は執行された。