2008
Aug
06
Things You can Tell Just by Lookin at Her 彼女を見ればわかること

ストーリー

自立した5人の女性が見せるふとした寂しさ。それぞれの話が少しずつ重なり合っている。

レビュー

この”男性”監督はさりげないく微妙な感情、弱さ、脆さを表現する。しかしながら、はたしてこれは、本当に女性目線なのだろうか?つまり男性からの女性目線ではないのだろうか、と。どっちにしてもそうした微妙な感情表現を上手く表していたとは思うけれど、これで女性を分ろうなんてちょっと違うような気もする。
オムニバスが少しずつ繋がっているという形式は、世間はそんなに広くないとか、あなたのすぐ周りに幸せは満ちているよ、というメッセージなのかな?倦怠感とか閉塞感みたいな事はあるけれど、それでも前向きに生きるという力強さと希望を与えてくれる。のだろうねぇ。よろしいんじゃないでしょうか。

だめだ。どうしても、ホリー・ハンターがイラスティガールに見えてしまう。


2008
Jul
17
The Incredibles Mr.インクレディブル

ストーリー

インクレディブル一家の家族愛の物語

レビュー

高倉健の任侠映画を見た後はおっさん達は皆”ケンさん”になって劇場を出てくる。そういう意味で、この映画を見終わった子供たちが”ダッシュ”しまっくっててもちっとも驚かない。
邦題はMr.なのだが、これ、Mrs.イラスティガールじゃないか?何しろ母は強いのだ。女性は偉大なのだよ。って思わせてくれる。それに比べて旦那の情けなさってどうでしょ?過去の栄光を引きずり、甘い誘いに鼻を伸ばし、独りよがりで勘違いな正義感に浸っている様は滑稽でしかない。結局の所、しっかりしたかーちゃんがいてくれるおかげで成り立ってるんだよな。。。うん。
いわゆるヒーローもので勧善懲悪なのだが、ディズニーではこれまで悪者は死ななかったみたいね。それを最後に死なせた所と、元スーパーヒーローってゆう設定が目新しいところで、それ以外はただ単純に楽しめばいいって感じだろうか。いやほんと充分に楽しいんだけど。
ブラッド・バードの「アイアン・ジャイアント」を見てみたい。