2008
Dec
28
Blades of Glory 俺たちフィギュアスケーター スペシャル・エディション [DVD]

ストーリー

フィギュア界を追放されたライバルの二人。スケートの世界に戻るには男子ペアとしてコンビを組むしかない。。。はちゃめちゃ青春コメディー。

レビュー

一言で言えば、暑苦しい。って感じでしょうか?真夏に無理やり聞かされるチューブ、日焼けサロンの松崎しげる、そして、タイツ姿のウィル・フェレル。ああ、、、うざ、、、い。話の展開としては、こてこての青春物。仕事を心から愛し夢に向かって突き進め!という単純で明快なメッセージをベースにこれまたこてこてのコメディで覆われている。あんまりにも暑苦しさが前面に出てるのであれだけど、笑いとしては上手に作ってあったのではないでしょうか。ウッディ・アレンは笑いとは「悲劇プラス時間だ」と言っているのだけど、この映画の”笑い”では、時間という要素を有効に使っていると思う。今それを言うか?とかもう少し後でそれを言えば普通の事なのに、とかそういう部分が非常に上手かったと思う。見た目の可笑しさという部分だけでなく、不条理な笑いに持っていけてるという意味では合格ですね。

トリノで荒川についで銀のサーシャ・コーエン、トーニャ・ハーディングが関係した襲撃事件でお馴染みのナンシー・ケリガン、ほか有名人が多数出演。佐藤有香もクレジットされているが分らなかった。

クレイグ・T・ネルソンはMr.インクレディブル。プリズンブレイクのマホーンでお馴染みウィリアム・フィクトナーはいろんな映画に脇役で出てて、Mr. & Mrs. Smithではシュリンク役で声だけの出演。

*世の中には松崎しげる色ってのがあるらしい。ご参考。


2008
Jul
17
The Incredibles Mr.インクレディブル

ストーリー

インクレディブル一家の家族愛の物語

レビュー

高倉健の任侠映画を見た後はおっさん達は皆”ケンさん”になって劇場を出てくる。そういう意味で、この映画を見終わった子供たちが”ダッシュ”しまっくっててもちっとも驚かない。
邦題はMr.なのだが、これ、Mrs.イラスティガールじゃないか?何しろ母は強いのだ。女性は偉大なのだよ。って思わせてくれる。それに比べて旦那の情けなさってどうでしょ?過去の栄光を引きずり、甘い誘いに鼻を伸ばし、独りよがりで勘違いな正義感に浸っている様は滑稽でしかない。結局の所、しっかりしたかーちゃんがいてくれるおかげで成り立ってるんだよな。。。うん。
いわゆるヒーローもので勧善懲悪なのだが、ディズニーではこれまで悪者は死ななかったみたいね。それを最後に死なせた所と、元スーパーヒーローってゆう設定が目新しいところで、それ以外はただ単純に楽しめばいいって感じだろうか。いやほんと充分に楽しいんだけど。
ブラッド・バードの「アイアン・ジャイアント」を見てみたい。