2009
Mar
24
8Mile 8Mile [DVD] 8 Mile ( Eminem )

ストーリー

エミネムの半自伝映画。本当に凄いのはフューチャーだと思う。よ。

レビュー

爆笑問題の太田は、「若い頃、ゴングショーや勝抜きバトルに出てなんとか残ってこれた。ここで勝抜けないと先へ進めない。とにかく必死で精神的にめちゃくちゃ辛かった。」というようなことを言っていた。言葉を武器に闘うパフォーマーとして、やはり同じ様な難関を潜り抜けているのだ。そういう苦難と同時に、その才能ゆえにどんどん言葉が溢れ出てくる、という一面も見る事が出来る。そうしたのし上がりたいという渇望とあふれ出す才能みたいな事がうまく描かれていたと思う。
エルビスが作中何度か取り上げられているが、彼の成功にも、フューチャーのように「いいものは色は関係ない」ってバックアップした人がいたのだろうか。これは大変な事だとおもうんだよね。いいと思ってもその文化の中では公平に見る事は至難の業で、喧嘩しても見捨てないなんてすごいよ。涙でそうだね。
日本人にはラップは理解できないだろうと思っていたけれど、多くの人が楽しんでいるのにちょっと嫉妬する。なんかあれ、韻をふんだりとかしてるんだよね?言葉を操る技術なんだよね?すごいな。早く理解できるようになりたいです。

キム・ベイシンガーがね、痛いママを熱演なんだけど、息子に「彼がクンニしないの」とか言っちゃうけどいいのか?くんにって。
アンソニー・マッキーは全然迫力が無くてエミネムに喰われちゃってるのは抑えた演技だろか?『She Hate Me』と同一人物とは思えない・・・


2008
Nov
25
AN INCONVENIENT TRUTH 不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション

ストーリー

政治家時代からライフワークとして地球温暖化問題に取り組んできたアル・ゴア。講演の模様を主にしたドキュメント。

レビュー

地球の危機として講演している内容は、ともすれば、現実に取材し科学的な根拠を基にしてはいても、因果関係を証明できないものとされてしまう(イギリスの高等裁判所が「9カ所の部分で科学的根拠が乏しい」と注意を促す判決を出している)。しかしながら、これらがあくまで啓蒙とするならば、多少の論理の飛躍や誇張があってもさして問題ではないと思う。その意味で言葉を武器に生きて来た政治家の本領を遺憾なく発揮し、プレゼンの方法としても秀逸なものを提供している事を考えれば、大成功のPRだろう。やっていることはマイケル・ムーアと同じだ。問題を単純化し、善と悪みたいな物に集約していく所など全く同じ手法だ。そう考えると啓蒙活動とはしょせんこういう物だし、それから先は受け取った個人が考え、調べ、行動することなんだろね。
こうした環境問題はもう現在では確実に”政治”の問題だが、例えば民間レベル特に主婦の方々なんかけなげだと思うよ。明らかに車の排気ガスと産業活動で排出されるCO2に手を付けなければならない問題であるにもかかわらず、「何かできないだろうか」ってせっせと分別収集に協力し、なんだか良く分からないけれどもレジ袋の有料化にも協力してるんだよ。涙出そうだよ。こういうのは国民性だろうか?世界の政治家とか知ってんのかね?ま。不都合だからな。

ちょっと穿った見方をすると、なんとなく民主党の選挙対策の一環的な匂いがしなくもないかな。それとノーベル賞は選定した人達のファインプレーだね。ゴアにノーベル賞を与える事でアメリカ国内が啓蒙され、結果としてアメリカがCO2削減に向かうなら御の字だもんね。