2015
Apr
02
JALチャレンジカップ2015
2015.03.31  東京/東京スタジアム

日本 5(1 前半 0)(4 後半 1)1 ウズベキスタン
6分 青山             82分 イスロム・トゥフタフジャエフ
54分 岡崎
80分 柴崎
83分 宇佐美
90分 川又

勝った。よ。若手が活躍してね。
わかった事は、アジアレベルであれば勝てるという事だ。
基本的にはカウンターだな。アンカー置いて、ってなると岡田時代にもどっちゃうね。
縦へ裏へってなると、本田の個性が消えちゃうね。今後どうなるかね。
青山が急浮上。かつての稲本をホウフツとさせるロングフィードにほれぼれしちゃう。はりるじゃぱんにマッチする選手。

協会のプロパガンダというかマスコミ戦略は見事だ。懐疑的だったハリルホジッチのイメージを見事にプラスに変えて見せた。おそらくかなり個性的な人格のかたなのだと思うのだが、情熱的で選手を信頼し、もしかしたらいい方向へ導いてくれるかもしれない、という気にさせている。もちろん勝ったことは大きいがそれだけでなく、意図的な情報操作を感じる。

キリンに加えてJALもスポンサーになったのね。



2015
Mar
28
日本2-0チュニジア
得点:本田、岡崎

2018ロシアWcupに向けて第一歩を標した。
アギーレという希望を失い、新たに旧ユーゴから指導者を招聘しての第一戦。見事に勝利を飾った。

スタメンはロンドン世代で固めた。おそらく18年を見据えた時に中心となるであろう選手達だ。彼らが中心である事はロンドンで4位になっていることからも資格は充分だし、世代交代という意味でも理にかなっている。
もうひとつの視点は、CFに川又を選択したことだ。東欧のチームあるいはあの辺りのCFに対する哲学として大型で力強い選手を充てることが常識となっている。そうした意味で追加召集の彼がスタメンであったことは今後のCFに対してある示唆を示していると思う。

試合は日本が裏へあるいは縦へという意識が高く、全体的に忙しない印象だった。サイドでの基点という意味では永井の右はうまく機能していたが左の武藤と藤春はまだコンビネーション不足という感じ。清武が上手くタクト振るうも縦に早すぎて中に人が足りない印象。しかし試合後監督は、ボール奪った後にもっと縦に早くと言っている。守備に関しては前からアグレッシブにいくことで安定して守備が構築できていたように思う。
後半に入って香川、本田、岡崎の登場で得点が入る。チュニジアの足が止まったこともあるが、上手く連動しパスが回りタメが出来て得点に繋がった。

結果としてロンドン世代がガツガツいって、経験のあるメンバーが試合を決めた。という展開。
監督は選手のパフォーマンスに概ね満足し、勝利できた事に喜んでいる。そして、試合のリズムを変化させられたことを評価し、このやり方が日本とって良いと言っている。今後も競争と組織で闘うのだという方向性を示した。

個人的にはロンドン世代に大いに不満だ。結局の所、得点したのはお馴染みの選手だからだ。そして彼らはヨーロッパでもみにもまれている。なんだかんだといって彼らを超えない事にはどうしようもない。惜しいシュートだといって笑っていられないはずだ。


2015
Mar
24
Posted by: iichii
Why am I always so stupid でお馴染みのバロテッリですが、
こんなのがありまして、
goal.com-バロテッリのニュース
要約すると、マンUとの試合でチャージを食らったマリオが怒りを現そうとしたときピッチサイドのファンがマリオを押さえつけトラブルにならなかった。
という事柄に対しマリオが、twitterでコメントしてて最後にYNWAという文字で締めてる。

んでこのYNWAってなんだ?と思いぐぐった。
YNWAとは、You'll Never Walk Alone という曲の略。
wikipedia-You'll Never Walk Alone

リバプールのサポーターソングでありアンセム。
相手チームは You'll Never Walk Again. と返すんだってさ。

2005
Jun
23
日本 2-2 ブラジル (ケルン)
 何故ブラジルはメキシコに負けたのだろう?そのことで日本はブラジルに勝たなければならないという状況に追い込まれてしまった。今大会のブラジルには所謂ビッグネームが欠けている。しかしながら、若手で挑んだ南米選手権で優勝するなど、その選手層は驚くほど厚く、彼らが居なくても高い技術でチームを構築してしまう。日本はギリシャ戦でチームとしての完成度があがったといえる。とりわけ、チームのスタイルといったものが確立されつつあることは大きな前進で、是非ともあと2試合やりたいところである。世界の上位チームと対戦する場合、無謀に攻めてチンチンにやられるか、せっせと守ってギリギリの勝負をするか、しかない日本が、負けられないブラジルにどこまでやれるかは興味深い。

 さて、試合は結局引分けに終わり、日本はグループリーグを勝ちあがることは出来なかった。しかし本当によくやった。一人一人が頑張った、ということもあるが、ブラジルのお株を奪うようなワンタッチパスで崩し、ゴールに迫った。ゲーム自体は支配されていたとは思う。しかしあれだけボールを回されあれだけドリブルされても、集中力は最後まで途切れなかったし、ボールを奪うとキープできた。そして何よりチャレンジできた。結果が上手くいかなかったとしても、チャレンジする瞬間が多かった事は素晴らしい事だと思う。今日は、あのブラジルに臆することなく、互角に渡り合った、という点で格段の成長がみられたのではないだろうか。では、あと一歩はなんだったのだろうか?一流国相手に同点で試合を終え、惜しかったとしかいえないのだろうか?もうこれ以上は望めないのか?個々の局面で劣る日本は、豊富な運動量をベースに、組織で守り、素早いパス回しで中盤を支配し、スピードを武器にDFの裏へ抜けるそして・・・フィニッシュ、この最後の部分にもうすこしだけ強さがほしい。確かに今日は2点取った。だが、あと1点どうしても足りないのだ。ボランチの打つミドルが枠に行けば、FWの足があと一歩伸びれば、GKと一対一になったらゴールにパスできれば・・・。今日はグループリーグという壁を破れなかった、しかしあとほんの少しで、突破できるのだ。
 本番まであと一年。このメンバーがどれだけ残るかはわからない。怪我や不調もあるだろうし、新しい力が出てくるかもしれない。選手達はこれからも競争が続く。一方でチームの強化に当てられる時間はそんなに多くないだろう。ジーコの日本が、ドイツの地で輝くために必要な全てを与えてあげてほしい。その意味で協会の力が試される1年にもなるのだ。選手のために、決して間抜けなマネージメントをしませんように。

2005
Jun
20
Posted by: iichii
日本 1-0 ギリシャ (フランクフルト)
 ヨーロッパ予選で苦戦中のギリシャ。ユーロ2004でMVPのザゴラキスはボローニャの1部残留決定戦第2戦に出場するために出ていなかった。このことは、単に主力が居ないという以上の痛手になった。彼が居ない事で、日本は中盤のスペースを自由に使う事が出来た。コロンビアに思うような試合運びをさせてもらえなかった日本は、システムを4-4-2に変えて、前線の基点という点での改善を図った。そのことと、中盤でのボール支配率を高める事が、シュート数の多さに繋がり、勝利できた。
 初戦を終え、世界のマスコミの論調は日本の守備陣のもろさ、とりわけ背の低さに対する嘲笑、というものであった。主にフランスW杯前後で展開された、日本人の体格では世界で勝てない、という半ば人種差別的な悲観論による苦言である。サッカーはその国自体が象徴され体現される、ものとして語られることが多いが、そうであるならば、各国の良い面悪い面が内包され、独自のスタイルが形成されたうえで、勝敗という結果が導き出されるはずである。対メキシコ戦が、身体的特徴のみで語られること、またはそこに敗戦の主眼を置いてしまうことは、その国の成長に蓋をしてしまうことに他ならない。その国独自のスタイルの構築は一朝一夕ではないが、そうしたスタイルを構築できた時、ようやく世界の一員として他国に脅威を与える事ができるのである。その意味において、この日の試合は日本人の勤勉さ、俊敏性、最後まで走り続ける体力、といったものが大いに発揮されたのではないだろうか。
 個人を見ると、加地の成長が著しい。ドリブルが格段にうまくなったしクロスの精度も高い。市川の登場で10年は安泰とされた右SBは、今や完全に加地の独壇場だろう。事前練習でいつも高評価の大黒も、ストライカーとして着実に成長を続けている。ストライカーは点を取ってしか成長を認められないが、確実に点を取り続けている。玉田との競争に勝ってW杯に行けるだろうか。
 この日負けるとグループリーグ突破が絶望的だったが、なんとか望みを繋いだ。今のブラジルからは、フロックでも勝ちを望むのが難しそうだし、ギリシャのふがいなさを見ると、コロンビアが負けるとも思えない。しかし、この先2試合できるか出来ないかは大きい。なんとかブラジルに食い下がって、日本のスタイルを見せ付けてほしいものだ。