2009
Jan
11
Interview With The Vampire インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア [DVD]

ストーリー

サラリーマンがガード下の赤提灯で酔って愚痴を言う。「いや、なかなかみんな分ってくれないけれど、こっちもいろいろ大変なんだよ。案外、この仕事も楽じゃないんだよね。ホント。もうイヤんなっちゃうよ。ひっく。え?にんにく?大丈夫大丈夫!あっ・・・」(談:ぶらっどさん)。っていう、そういう映画。

レビュー

人間の持つ恐怖であるところの死。しかしながら死ぬ事がない彼らには、そうした永遠こそ恐怖なのだ。生き続ける事、しかも人間の命を奪って生き永らえるというジレンマは、罪の意識や苦悩へと導かれる。そうして、死であろうが永遠であろうがそういう恐怖をかかえながら結局のところ、正しく生きるという事どういうことなのか、という答えを探しているのだよ、ということでしょうか?吸血鬼に名を借りた人間ドラマなのであーる。
でもちょっと分りづらい映画だね。原作読んだほうがいいのかね。

エンドロールの一番最後に「リバー・フェニックスを偲んで」と出てくるのはクリスチャン・スレイターの役にキャスティングされていたが亡くなった為(オーバードーズによる心不全)。享年23歳。ホワキン・フェニックスのお兄ちゃん。ヴィーガン。
ニール・ジョーダンってばなんと『俺達は天使じゃない』の監督。


2008
Jun
08
コラテラル スペシャル・コレクターズ・エディション

ストーリー

タクシーにたまたま乗り合せたヒットマンに付き合わされる男の一夜

レビュー

自分の会社を持つ事を夢に12年間タクシードライバーを続け「一時的な仕事だ」と言うジェイミーには、教養も知識も情熱もあるにも関わらず、実際に行動に移すことが出来ない。安全な道へ、リスクを最小限に、などと知識があるがゆえに前に進めない。そんな男がほとんど冷徹な殺人マシーンであるトムクルーズに巻き込まれ、そのことで自分の殻を破ってゆく、、、シーンとしては、タクシーを飛ばし横転させるあの場面に全てが集約されていると思う。