10
ストーリー
ハシゴ車隊に所属するボルチモアの消防士の成長と活躍の記録。
レビュー
迫力ある映像と純粋なストーリー、生身のヒーローなファイヤーファイター!!!こういう映画は映画館でみるべきだね。
日本の消防は世界的にも非常に優れた組織・技術を持つという。しかしながら、日本においてはやはりというか、個人でなく組織のようだ。こういう部分は組織が前面に出てた方がよいだろう。時代を遡れば、江戸の火消しというとちょっと粋でいなせな感じがあり、当時は相当人気の商売だったようだ。面白いのは、昔も今も使用する道具に共通する物が多い(玄蕃桶、竜吐水、梯子、鳶口、刺又)ことだ。 お江戸の科学 人間が手にする物はそんなに変化しないということだろうか。
消防士・警察官などに伝統的にアイリッシュの方が多いという。この映画の中でも、パブ・カトリック・クラダリング・バグバイプ等々いたるところにアイリッシュを意識させる物が出てくる。クラダリング、ハートは愛・両手は友情・王冠は忠誠を象徴~愛と友情のおもむくままに~だそうですよ。
因みにホアキンもトラボルタも太ってる。これは役作りのためらしいよ。消防士さんたちは"待機"ってゆう宙ぶらりんな時間があるので、その間に食べちゃうそうで太ってる方が多いそうな。ほんとかね?
28
ストーリー
さえないチンピラが偶然足を踏み入れた小さな街。どこまでもついてない男のついてない物語。びば、ありぞな。
レビュー
とっても悲惨で、なんだかもう目も当てられない。中途半端ってどうあってもやっぱり中途半端で、どこにも辿り着けないんだよって言われているようだ。毒を食らわば皿までってやらないと駄目で、そりゃそういう風になっちゃうよねって思わされるんだけど、同時にそこまで徹底して生きてはいけないのも充分に事実。
でもね、最後に絶対笑っちゃう。笑わされちゃう。これはすごいことなんじゃないだろうか?一応分類としてはコメティとかそういうジャンルではないでしょ?でも笑うよ。
どの役者も一癖ある役を巧みに演じているのだけれど、みんな少しだけ笑いを伴ってる。ちょっとなんかファニーなんだよね。これは演出がうまいってことなんだろうな。
フリークなので最後はこう言って締めるけど、ショーン・ペンはこういう役やらせたらもう最高だね。