10
製造:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日:2006-01-25
(おすすめ度)
ストーリー
元ヤンの退役軍人が奥さんにちょっかい出したヤツやっつけたら死んじゃって服役、仮釈の時に乗った飛行機(コンエアーってゆうんだって)に悪い人たちいっぱい乗ってて・・・女性と病人の仲間をほって置けなくって闘います。警察?そーゆーのは当てにしない。おいらがやっつけるのさ。
レビュー
ニコラスの娘役のかわいらしさと、凶悪犯が殺してしまうんではないかと思わせる(実際は殺さない)女の子のぶさいくさ、という対比は人に何かを考えさせる。
ジェリー・ブラッカイマーの製作作品。13歳くらいの時に始めて友達と見に行く映画で、決して50代の夫婦が見に行って感動してしまう映画ではない。とおもう。
30
ストーリー
潜入捜査官の苦悩。後見人になってくれた恩人への想いと捜査官としての役目、家族への想い。引き裂かれそうな心の内を繊細に描く。
レビュー
アル・パチーノの演技もジョニー・デップの若々しい演技もとてもよかったと思う。特にアル・パチーノのしがない老いぼれヤクザの風情があったからこそこの映画が成り立っているのだと思う。しかし、テーマはどうかと。。。潜入捜査官の心が揺れても、ねぇ。プロなんだよね、そうだよね、じゃ、上手に嘘ついて、きっちりお縄に付けるのがお役目ってもんでしょ。それが情に絆されてもなんとも言いようがない。そんな風に迷うのは、潜入捜査の妥当性を議論する時にやればいい議論だよね。まぁでも最後の呼び出しに粛々と身支度をするアル・パチーノと「お前だから許せる」という台詞には充分に重みを感じる。よ。
アン・ヘッシュはゲイであると公表して一時エレン・デジェネレスと交際するもすぐに男性と結婚、出産、2007に離婚。ほんとにゲイか?父親はゲイでエイズで亡くなっている。
エレン・デジェネレス(ファインディング・ニモ のドリー)はアメリカでは超有名人で本物のゲイ(2008年ポーシャ・デ・ロッシと同性婚inカルフォルニア)。
28
ストーリー
さえないチンピラが偶然足を踏み入れた小さな街。どこまでもついてない男のついてない物語。びば、ありぞな。
レビュー
とっても悲惨で、なんだかもう目も当てられない。中途半端ってどうあってもやっぱり中途半端で、どこにも辿り着けないんだよって言われているようだ。毒を食らわば皿までってやらないと駄目で、そりゃそういう風になっちゃうよねって思わされるんだけど、同時にそこまで徹底して生きてはいけないのも充分に事実。
でもね、最後に絶対笑っちゃう。笑わされちゃう。これはすごいことなんじゃないだろうか?一応分類としてはコメティとかそういうジャンルではないでしょ?でも笑うよ。
どの役者も一癖ある役を巧みに演じているのだけれど、みんな少しだけ笑いを伴ってる。ちょっとなんかファニーなんだよね。これは演出がうまいってことなんだろうな。
フリークなので最後はこう言って締めるけど、ショーン・ペンはこういう役やらせたらもう最高だね。