各地でわが町チームが"J"を目指して頑張っている。"J"の構想にもあってるし、いろんな土地でサッカーが盛んになることはとてもすばらしい。沖縄では加藤久氏がかりゆしFCでがんばってるし、東北にも有名な先生がいたはず here。 この辺が野球や相撲といった旧態依然とした組織には決してまねのできないところだろう。
 では、その内情はというと、やはり資金不足。それも目に見える形での、である。 JFLチームが温泉経営 ザスパ草津、収入源確保左記記事にもあるように選手自ら働くのはもちろんだが、チーム運営のすべてを、自らの手で行なっていかなくてはいけない。加藤氏ですら、練習ボールがひとつ無くなった、と探し回っていた。それでも、情熱と信念、そしてサッカーへの愛情がいつの日か夢の舞台”Jリーグ”へと繋がっていることは、それに携わる全ての人に希望をもたらす。
 もちろんもしこれらのチームがJに上がれば、下に落ちてくるチームも出てくることになる。しかしながら、だからこそその競争の健全性というものが問われ、また、”おらがチーム”に対する愛情といった非競争性がひいてはチームの存在意義を高めていくことになる。”銀河系”でなくとも、あるいは有名選手が看板にならずとも、愛する対象として、例えば親子三代に渡って、といったような”文化”への変遷の只中に立ち会っているのかもしれない。