2004
Apr
09
Posted by: iichii
チャンピオンズ・リーグ 
 早くも予想失敗。ベンゲルにchampionをあげたかったが・・・またこれで、国際舞台で勝てないというレッテルを貼られてしまうのかと思うと、少々不憫な気もする。試合内容的にはチェルシーに分があったようだが。3チームともに各国リーグではTOPに居るだけに、過密日程(直前が国際Aマッチデーや国内CUP戦)だったことも影響しているのかもしれない。しかし花がなくなってしまったような。残ったのは、チェルシー(プレミア2位)、ポルト(スーペル1位)、ラコルーニャ(エスパニョーラ3位)、モナコ(フランス1位)と、イタリア勢は居なくなってしまった。
 よし、第2回予想。モナコを推します。若干35歳のデシャン率いるフランス勢。かつてトルシエは伊東輝悦(清水)を評し、日本のデシャンになれる-といったが、なれなかった・・・ことは別にして、現役時代から卓越した戦術眼をもち、フランス代表やマルセイユを栄光に導く活躍は決して伊達ぢゃないはず。選手では、レアルを出たモリエンテスも好調。フランスがW.cupで優勝出来たのは、地の利だけでなく、若年層の強化(ユース育成の基盤強化)が大きいと言われている。そうした流れが本物であるなら、クラブチームの躍進もまたしかり。このような大きな国際大会で結果が出れば、ますますそうした協会による強化策がクローズアップされるだろう。そしてまた日本もそうした強化方針に自信をみせることになる。

2004
Apr
04
Posted by: iichii
2-3.
 グランパスの守備が安定しない。角田、大森とほとんど守備的な二人がいても駄目・・・サイドかな?滝沢は今後使われないかもしれない。それと、DFと守備的MFの連携が悪い。両サイドMFとDFの関係も、もうひとつ。つまり、連携が悪い。相変わらず、秋田は相手のFW(外人)を関係ないところで蹴っ飛ばしたりして楽しんでるようだったが、なんと11年間鹿島スタジアムで一度も勝ってないのは驚異といえる。名古屋のスタンスは比較的はっきりしていて、守って後は前線の3人にお任せ、なのだが、これだけ失点しては苦しい。
 対してアントラーズもピリッとしない。小笠原が押さえ込まれると何にもできない。本山は転んでばっかりだし・・・時折、新井場の縦への突破や深井のクイックな動きは目を引くが、全体的に単調。それでも3点取っているから弱くはないということか。
 両チームとも優勝候補に挙げられるチームなだけに、もうひとつ工夫が無いと優勝戦線に残るのは厳しいと思われる。

2004
Apr
04
Posted by: iichii
シンガポール1-2Japan (シンガポール)
 またしても、ハラハラドキドキの試合を見せてくれた代表。また、ウルトラスはうるさいのでしょうな。
 立ち上がりから積極的に攻めるもなかなか点にならない。しかしその攻めはまさにエレガント。中央では高原が踏ん張って果敢にシュート狙う、中田は相手マークを引っ張りまわし、小野と稲本のロングサイドチェンジパスはピッチを広く使っていた。あれだけ引いた相手に得点するのは簡単ではないだろう。高原の得点後も攻めあぐねる状況は変わらず、逆に失点をしてしまう。DF陣の玉際の迫力に難があるのだろうか?または守備的MFのうち一人は守備に専念する人のほうが安定するのだろうか?とにかく攻められると安心感がまったく無くなってしまう。しかしそんな守備陣も後半途中、MFが疲れて中盤にスペースが出来てきた頃、果敢にラインを押し上げた事は評価していい。そんな宮本の戦術眼がDFラインに安定感をもたらし、追加点をク^・・茲觀覯未砲弔覆・襦FE弔・造気鵑里泙気某森錂此△④辰舛蠍沈④鯣・・兄纏・靴拭・△蠅・箸Α・br />  苦しみながらも勝ち点3を取れた。課題はDFの安定と決定力。チャンスは多く作れているので、ゴールに入れる事だけ。ジーコはまたシュート練習とかするのかな?

2004
Apr
01
Posted by: iichii
 山本監督率いる五輪代表は見事にAtenesへの切符を手に入れた。延べ60人以上の選手を招集し協会から多大なBackUp(おかね)を得、それを手にいれた。山本監督は最終予選最後の試合の前に、「ピッチに切符が落ちている、拾え」といったらしい。選手たちは必死だった。大久保はきっちり結果を出し、平山は何度も何度もヘディングした。そして彼らは、"谷間の世代"という代名詞に決別を果たした。おめでとう。
 多くのサポーターは当然アテネに行けると思っていたようだ。時代は変わったものだ。TV中継が当たり前になり(アナウンサーはとてつもなく無粋で)、アウェーでもスタンドは蒼く染まり、強化と称して遠征に行けて、体調が悪いと協会総出で心配してくれる。良い時代なのだろうか?確かにいつまでも弱いままじゃつまらない。応援するなら勝ってほしい。過去を振り返ってメキシコ・カマモトなんていつまでも言ってはいられない。それこそ時代錯誤も甚だしい。選手たちはFootBallを楽しんでいるだろうか?
 オーバーコーチングという言葉があるらしい。ファンタジックな才能の枯渇に対し、その原因追求から出ている言葉のようだ。StreetなFootBallがその対極にあり(それを是とする)、自由と管理という命題に行き着くことになる。山本監督や協会はまさにオーバーコーチングそのものではないのか。勝てばいいのか。これしか方法はないのか。
 山本監督の手腕はまさに"管理"である。やり方は非常にトルシエに似ている。協会は彼を大切に"育てて"来た。中年殺しのような甘い風貌に騙されてはいけない。

2004
Mar
31
Posted by: iichii
各地でわが町チームが"J"を目指して頑張っている。"J"の構想にもあってるし、いろんな土地でサッカーが盛んになることはとてもすばらしい。沖縄では加藤久氏がかりゆしFCでがんばってるし、東北にも有名な先生がいたはず here。 この辺が野球や相撲といった旧態依然とした組織には決してまねのできないところだろう。
 では、その内情はというと、やはり資金不足。それも目に見える形での、である。 JFLチームが温泉経営 ザスパ草津、収入源確保左記記事にもあるように選手自ら働くのはもちろんだが、チーム運営のすべてを、自らの手で行なっていかなくてはいけない。加藤氏ですら、練習ボールがひとつ無くなった、と探し回っていた。それでも、情熱と信念、そしてサッカーへの愛情がいつの日か夢の舞台”Jリーグ”へと繋がっていることは、それに携わる全ての人に希望をもたらす。
 もちろんもしこれらのチームがJに上がれば、下に落ちてくるチームも出てくることになる。しかしながら、だからこそその競争の健全性というものが問われ、また、”おらがチーム”に対する愛情といった非競争性がひいてはチームの存在意義を高めていくことになる。”銀河系”でなくとも、あるいは有名選手が看板にならずとも、愛する対象として、例えば親子三代に渡って、といったような”文化”への変遷の只中に立ち会っているのかもしれない。