2004
May
10
10
Posted by: iichii
そろそろ各国の国内リーグが終わりに近づいてきた。
イタリア・・・ACミラン
柳沢のサンプドリア移籍、中田のボローニャ移籍、パルマの危機...そして多分ロビー(バッジョ)の最後のシーズンといろいろあったが、はじめは不安定だったカカの活躍もあり、(当初、横浜FMに来ると言っていたカフーもいる)ミランが優勝。
イングランド・・・アーセナル
シーズン前にはロシア人がチェルシーを金で手に入れ話題となったが、結局タイトルは手に入れることが出来なかった。稲本はベンチを行ったり来たり。チャンピオンズリーグも8強まで行き、なんと未だ負けていない、ベンゲル率いるアーセナルが優勝。アンリが安定した活躍。
ドイツ・・・ベルダー・ブレーメン
バイエルンが猛追を見せるも逃げ切る。中田のライバルだったミクーやトルシエのカタールの国籍取ろうとしたアイウトンがいる。開幕当初はシャルケや、チャンピオンズ・リーグでも躍進したシュツットガルトに注目が集まった。高原も今期はレギュラー取れるかと思ったが、今ひとつゴールが奪えなかった。ドイツのW.CUPに居ないだろうオリバー(カーン)の衰えも。
ポルトガル・・・FCポルト
昨期に続き優勝。昨期は国内CUPもUEFAカップも獲っている。今期チャンピオンズリーグにも決勝進出(5/26)。監督モリーニョ(全然笑わない男らしい)、チェルシーが興味津々とか...レアルも欲しがるだろな。
オランダ・・・アヤックス
ほぼ決。藤田がディックブルーナの街ユトレヒトに移籍したが、帰ってきてしまった。フェイエノールトの小野はこのところ上り調子。戸田はADOデンハーグで苦しんでいる模様。オランダの3強は永遠かと思えるほど。アヤックスの若手育成システムは有名だが、いつまでも良質な若手が育っていくのは驚愕。
スペイン・・・バレンシア(ほぼ決)
レアルマドリーのアジアツアーやベッカム獲得、バルサのロナウジーニョ獲得で幕開け。レアルは結局無冠、ジダンが絶不調。バルサはダービッツの加入などにより追い上げ、2位確保するかもしれない。監督ベニテスはなかなかの手腕。きちんとターンノーバを実施し(この辺がカルロス・ケイロス(レアル)との違い)、UEFACUPも決勝進出(5/19.vsマルセイユ)。
イタリア・・・ACミラン
柳沢のサンプドリア移籍、中田のボローニャ移籍、パルマの危機...そして多分ロビー(バッジョ)の最後のシーズンといろいろあったが、はじめは不安定だったカカの活躍もあり、(当初、横浜FMに来ると言っていたカフーもいる)ミランが優勝。
イングランド・・・アーセナル
シーズン前にはロシア人がチェルシーを金で手に入れ話題となったが、結局タイトルは手に入れることが出来なかった。稲本はベンチを行ったり来たり。チャンピオンズリーグも8強まで行き、なんと未だ負けていない、ベンゲル率いるアーセナルが優勝。アンリが安定した活躍。
ドイツ・・・ベルダー・ブレーメン
バイエルンが猛追を見せるも逃げ切る。中田のライバルだったミクーやトルシエのカタールの国籍取ろうとしたアイウトンがいる。開幕当初はシャルケや、チャンピオンズ・リーグでも躍進したシュツットガルトに注目が集まった。高原も今期はレギュラー取れるかと思ったが、今ひとつゴールが奪えなかった。ドイツのW.CUPに居ないだろうオリバー(カーン)の衰えも。
ポルトガル・・・FCポルト
昨期に続き優勝。昨期は国内CUPもUEFAカップも獲っている。今期チャンピオンズリーグにも決勝進出(5/26)。監督モリーニョ(全然笑わない男らしい)、チェルシーが興味津々とか...レアルも欲しがるだろな。
オランダ・・・アヤックス
ほぼ決。藤田がディックブルーナの街ユトレヒトに移籍したが、帰ってきてしまった。フェイエノールトの小野はこのところ上り調子。戸田はADOデンハーグで苦しんでいる模様。オランダの3強は永遠かと思えるほど。アヤックスの若手育成システムは有名だが、いつまでも良質な若手が育っていくのは驚愕。
スペイン・・・バレンシア(ほぼ決)
レアルマドリーのアジアツアーやベッカム獲得、バルサのロナウジーニョ獲得で幕開け。レアルは結局無冠、ジダンが絶不調。バルサはダービッツの加入などにより追い上げ、2位確保するかもしれない。監督ベニテスはなかなかの手腕。きちんとターンノーバを実施し(この辺がカルロス・ケイロス(レアル)との違い)、UEFACUPも決勝進出(5/19.vsマルセイユ)。
2004
May
03
03
Posted by: iichii
広島が勝てない。なかなか良いサッカーしていると思うのだが・・・攻撃時にもう一人ゴール前に入ってくると得点の可能性が広がるはず。強くて大きいチアゴを1TOPに、双子な森崎が2トップ下、両サイドも魅力的だし、DFもリカルドを中心に安定している。チームとして、協会から出て2年目の小野監督の考えを忠実に実行しているようだ。中盤を厚くして人数掛けてボール奪い、チアゴにあてて、早く攻める。どこも同じ様なスタイルだが、広島の場合得点に結びつかない。守備は安定しているのだから(といっても後半、出足が遅くなってしまったが)リスクを覚悟してゴール前に詰めて行く選手がいないと得点は増えないだろう。新潟・反町もそうだが、J1チームに過度の恐れがあるのではないだろうか?相手の攻撃力に対し不安があまりにも大きい気がする。
一方浦和は何故勝てないのか分からない位、選手は揃っている。とてもバブリーな状態で、こういうチームはあまり応援したくなくなってしまう。確かに広島は良く守ってはいたが、得点の匂いさえしなかった。とはいえ、やはりエメルソンは早いしうまい。彼だけを見るためにスタジアムに行ってもいいと思える程。それ以外は印象に残っていない。
広島には大好きなサンパイオがいます。いつまでも日本で活躍してください。
一方浦和は何故勝てないのか分からない位、選手は揃っている。とてもバブリーな状態で、こういうチームはあまり応援したくなくなってしまう。確かに広島は良く守ってはいたが、得点の匂いさえしなかった。とはいえ、やはりエメルソンは早いしうまい。彼だけを見るためにスタジアムに行ってもいいと思える程。それ以外は印象に残っていない。
広島には大好きなサンパイオがいます。いつまでも日本で活躍してください。
2004
Apr
21
21
Posted by: iichii
ボローニャ 2-4 インテル (serieA)
世界最高峰と謳われるリーグだが、どうしてJもなかなかではないか?確かに各個人の一瞬の閃き、輝きには目を見張るものがあるが、全体のスピードや組織だったチーム戦術などは、むしろJのほうが・・・と思うのはひいき目だろうか?
ボローニャは全体的に運動量少なく、前線にボール放り込むばかり。そのくせMFとDFが空いてしまう(アドリアーノが早いからしかたないか)。中田も前の動き出しが悪いとどうしようもなく、パスがなかなか通らなかった。しかし良くボールに絡み、運動量はあいかわらず多かった。因みに、恥骨結合炎の疑いがあるらしい。2得点の場面を考えてみると、サイドの押上げ、前線の動き出しがあれば、例えコルドバやカンナバーロがいてもゴール奪えることがわかる。4失点はしたものの、GKパリュウカはがんばっていた。
インテルはアドリアーノの個人技からレコバ、マルティンスの信じられないドリブル、などから4点入れた。来期のチャンピオンズリーグ出場権の為にも戦力的にも勝って当たり前、だがビエリはなんとスタンド。観客からすごい非難浴びていた。来期はどこへ行くのか?インテルと言えば過激なサポータで有名だが、そういったチームでコンスタントに力発揮するのは大変なことだろう。
今期親会社の影響で縮小せざる得なかったパルマだが、凄いチームだったのだなと思う。アドリアーノはセレソンまで行ったし、カンナバーロはいたし、もちろん中田も。中田のライバルだったミクーはフランス代表に召集されたし、今はFWジラルディーニョの評価が高いらしい。監督プランデッリは相当優秀なのだろう。今節で順位ひとつ落としたが、未だ(そう!いまだ)5位にいるのだから・・・
世界最高峰と謳われるリーグだが、どうしてJもなかなかではないか?確かに各個人の一瞬の閃き、輝きには目を見張るものがあるが、全体のスピードや組織だったチーム戦術などは、むしろJのほうが・・・と思うのはひいき目だろうか?
ボローニャは全体的に運動量少なく、前線にボール放り込むばかり。そのくせMFとDFが空いてしまう(アドリアーノが早いからしかたないか)。中田も前の動き出しが悪いとどうしようもなく、パスがなかなか通らなかった。しかし良くボールに絡み、運動量はあいかわらず多かった。因みに、恥骨結合炎の疑いがあるらしい。2得点の場面を考えてみると、サイドの押上げ、前線の動き出しがあれば、例えコルドバやカンナバーロがいてもゴール奪えることがわかる。4失点はしたものの、GKパリュウカはがんばっていた。
インテルはアドリアーノの個人技からレコバ、マルティンスの信じられないドリブル、などから4点入れた。来期のチャンピオンズリーグ出場権の為にも戦力的にも勝って当たり前、だがビエリはなんとスタンド。観客からすごい非難浴びていた。来期はどこへ行くのか?インテルと言えば過激なサポータで有名だが、そういったチームでコンスタントに力発揮するのは大変なことだろう。
今期親会社の影響で縮小せざる得なかったパルマだが、凄いチームだったのだなと思う。アドリアーノはセレソンまで行ったし、カンナバーロはいたし、もちろん中田も。中田のライバルだったミクーはフランス代表に召集されたし、今はFWジラルディーニョの評価が高いらしい。監督プランデッリは相当優秀なのだろう。今節で順位ひとつ落としたが、未だ(そう!いまだ)5位にいるのだから・・・
2004
Apr
17
17
Posted by: iichii
2-2.
また名古屋の守備は不安定。パナディッチ抜きで日本人の3バックで望んだが、2失点。やはり中盤の守備というか、プレスが効いていないと失点に繋がる。マークの受け渡しや最終段階でヒトを捕まえ切れていない場面も多々。少し驚いたのはネルシーニョ監督は、これだけ失点が多い中、守備的MFを1人にしているところだ。攻撃時に3人では確かに迫力に欠ける(と、いってもウェズレイとマルケスで得点することが出来るのだが・・・)。つまりは、攻撃が最大の防御ということか?これで結果が出れば名将と謳われること請け合い。とても日本人の感覚ではない。無いものねだりになるが、中盤でボールの収まる人材が居ると、最後の逃げ切りが可能かもしれない。
清水は方向性がはっきりしている。ラインをコンパクトに、前線からの守備、北嶋に一度当てる、などチームとして約束事があって、みんなせっせと働いている。気温やスケジュールの関係で足が止まってしまう場面もあるが、成熟してくると安定した試合運びが出来るだろう。斉藤のカバーリングや伊東のタフさは健在。はやく市川が復帰しないか楽しみ。
また名古屋の守備は不安定。パナディッチ抜きで日本人の3バックで望んだが、2失点。やはり中盤の守備というか、プレスが効いていないと失点に繋がる。マークの受け渡しや最終段階でヒトを捕まえ切れていない場面も多々。少し驚いたのはネルシーニョ監督は、これだけ失点が多い中、守備的MFを1人にしているところだ。攻撃時に3人では確かに迫力に欠ける(と、いってもウェズレイとマルケスで得点することが出来るのだが・・・)。つまりは、攻撃が最大の防御ということか?これで結果が出れば名将と謳われること請け合い。とても日本人の感覚ではない。無いものねだりになるが、中盤でボールの収まる人材が居ると、最後の逃げ切りが可能かもしれない。
清水は方向性がはっきりしている。ラインをコンパクトに、前線からの守備、北嶋に一度当てる、などチームとして約束事があって、みんなせっせと働いている。気温やスケジュールの関係で足が止まってしまう場面もあるが、成熟してくると安定した試合運びが出来るだろう。斉藤のカバーリングや伊東のタフさは健在。はやく市川が復帰しないか楽しみ。
2004
Apr
15
15
Posted by: iichii
1-1.
大分が変わった。変に日本語のうまい外人(サンドロ)と永遠の大学生(高松)くらいしか知らず、戦術的にもべったりゴール前に貼りついて守るだけ、という印象しかなかったが、オランダから来た監督(ハン・ベルガー)が全てを変えた。高いDFライン、中盤でのボールへの寄りの速さ、ボール奪ってからの速攻。どれも現代サッカーで必須と言われる事を忠実に行っている。とても面白いチームだ。吉田やマグノアウベスは早いし、ビチフェの中盤での働きも特筆。GK高崎は大当たり!前半はマリノスに仕事をさせなかった。
後半に入りマリノスが軌道修正してくると、大分の運動量が落ちたこともあり、押し込まれることが多くなった。前半は守備的MFユ・サンチョルの飛び出しで活路見出そうとしていたが、うまくいかなかったが、岡田監督は、両サイドの位置を押し上げた。これが大正解。大久保の高さや坂田の速さが生かされた。前半まで活躍していた大分の梅田はどこにいってしまったのだろう?しかし、岡田監督はやはり優秀なのかもしれない。試合の分析能力には長けている。
大分の変身ぶりに目を奪われたが、両チームとも、長所を出し合い、素晴らしいゲームだった。同点で終わった事は正当な結果だったといえる。
大分が変わった。変に日本語のうまい外人(サンドロ)と永遠の大学生(高松)くらいしか知らず、戦術的にもべったりゴール前に貼りついて守るだけ、という印象しかなかったが、オランダから来た監督(ハン・ベルガー)が全てを変えた。高いDFライン、中盤でのボールへの寄りの速さ、ボール奪ってからの速攻。どれも現代サッカーで必須と言われる事を忠実に行っている。とても面白いチームだ。吉田やマグノアウベスは早いし、ビチフェの中盤での働きも特筆。GK高崎は大当たり!前半はマリノスに仕事をさせなかった。
後半に入りマリノスが軌道修正してくると、大分の運動量が落ちたこともあり、押し込まれることが多くなった。前半は守備的MFユ・サンチョルの飛び出しで活路見出そうとしていたが、うまくいかなかったが、岡田監督は、両サイドの位置を押し上げた。これが大正解。大久保の高さや坂田の速さが生かされた。前半まで活躍していた大分の梅田はどこにいってしまったのだろう?しかし、岡田監督はやはり優秀なのかもしれない。試合の分析能力には長けている。
大分の変身ぶりに目を奪われたが、両チームとも、長所を出し合い、素晴らしいゲームだった。同点で終わった事は正当な結果だったといえる。